FXの取引方法(やり方)や注文方法は?流れや便利な注文方法を紹介!

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FXは週5日24時間常に動き続け、眠ることを知らないマーケットとして知られています。

FX取引と聞くと「取引するのって難しいんじゃないの?」「ハードル高そう」「頭いい人とか慣れてる人じゃないとできないんじゃない?」と気になっているけど手を出せないという方が多いのではないでしょうか?

そこで当記事では、そんなFXに手を出せずにいる方に向けてFXの取引方法(やり方)や注文方法や流れや便利な注文方法を解説しています。

FX取引のやり方は?

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これからFXを始める方は「よし!やってみよう!」と意気込んだはいいものの実際は「どうやってFX取引をやればいいの?」「やり方が分からない」という場面に出くわすと思います。

FX取引と言っても取引所もたくさんありますし、取引所によってやり方・特徴も変わってきます。

そこで以下より、どの取引所でも通用するFX取引方法をご紹介します。

注文までの流れ

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ここではFXの注文方法を紹介します。

FXの取引では、「建玉(ポジションとも呼ばれる)」を持つために「注文」を出すところから始めます。

FXの売買注文は電話でできる場合がありますが、近年では「PC(パソコン)」または「スマートフォン」でFXの取引会社のWebサイトにアクセスして注文する方法が主流になっています。

では実際に、注文するまでの流れを紹介します。

Step.1「PC(パソコン)」or「スマートフォン」で取引所のホームページにアクセス

まずFXの注文をするために「PC(パソコン)」または「スマートフォン」で取引所のホームページにアクセスします。

注文をする際は「電話」でも可能ですが、最近ではいつでもどこでも注文できるスマホ注文が主流になっています。

Step.2「注文方法」を選ぶ

次にアクセスしたホームページより、「注文方法」を選びます。

注文方法と言ってもFXを初めてやる人は分からないことがほとんどだと思うので、以下で主な注文方法を記載します。

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文
  • IFD注文
  • OCO注文
  • IFO注文

上記の注文方法の中から、自分がトレードしたい注文方法を選定してください。

Step.3「通貨ペア」を選択

次に、どの通貨と通貨を取引するか「通貨ペア」を選択します。

そもそも通貨ペアって何?という方もいると思うので説明すると、実際取引で売買する「2つの国の通貨」のことを通貨ペアと言います

例えば、米ドルと日本円なら「米ドル/日本円」、ユーロと米ドルならば「ユーロ/米ドル」と表記されます。また「スラッシュ(/)」で区切られていますが、左側が「基軸通貨」で「購入する通貨」を指し、右側が「決済通貨」で実際に売買する通貨という意味を持っています。

もし仮に「米ドル/日本円」を買うという状況になったとしたら、「日本円で米ドルを購入した」ということになります。

Step.4「取引金額」を入力

次に、「取引金額」を入力します。

実際に通貨ペアが決まったら、自分が購入したいと思う「取引金額」を入力して次に進みます。

Step.5「売り」か「買い」かを決める

次に、「売り」か「買い」かを決めます。

FX取引をする際は「新規売り注文をする」もしくは「新規買い注文をする」の2つの決済方法から選ぶことができます。

FXを初めてやる方は「どうやって売り注文か買い注文か決めればいいの?」と疑問に思うと思うので一例を上げると、チャートなどの値動きを見た時、グラフが上昇しきって下降しそうだから「売り注文」をする。

逆に下降から上昇傾向にあるから「買い注文」をして上昇したら売るのように値動きで決めるという方法もあります。

FX取引は初心者が訳も分からないまま行うと失敗するケースが多いので、もし少しでも分からないことがあれば、取引所に設けられている「お問い合わせ」に連絡することをおすすめします。

FXの注文方法は?

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FXの注文の流れを紹介してきましたが、ここではFX取引で用いられる主な「注文方法」を紹介します。

以下より紹介する注文方法は3種類あり、それぞれメリット・デメリットがあるので取引をこれから始めようとする方は参考にしていただければと思います。

注文方法①成行 (なりゆき) 注文

成行 (なりゆき) 注文はFXの基本の注文方法です。

成行 (なりゆき) 注文とは取引画面を見ながら「現在の表示されている値段で買いたい(売りたい)」という時に使える注文方法で、実際にレートを見ながら注文するのでFX初心者でも使いやすく、分かりやすいので手を出しやすいというメリットがあります。

また、成行 (なりゆき) 注文はレートを指定せず、為替動向を見ながら注文する方法なので「すぐに注文が出せる」「売買が成立しやすい」などの特徴があります。

注文方法②指値 (さしね) 注文

指値 (さしね) 注文とは、現在の為替レートよりも有利な為替レートになったら約定(成立)するように指定する注文方法です

指値 (さしね) 注文を使うことで例えば、米ドル/円の現在のレートが「1ドル=110円」で115円まで値上がり(円安)になったら新規で売りたいと考えた時に「115円に値上がりした時点で売る」という「予約の注文」を入れておくことが可能です。

予約注文ができるので、「チャートやレートをずっと見ている必要がない」「現在の価格よりも有利な価格で約定できる」という特徴があります。

注文方法③逆指値 (ぎゃくさしね) 注文

前述で紹介した指値 (さしね) 注文は、現在の価格よりも「下がったら買う」「上がったら売る」という注文方法なのですが、逆指値 (ぎゃくさしね) 注文はその名の通り指値 (さしね) 注文の逆の注文の仕方で、現在の価格よりも「上がったら買う」「下がったら売る」という注文方法になります

例を挙げると米ドル/円の現在のレートが「1ドル=110円」だとして、この先115円まで値上がりしたら新規で買いたいと考えたとします。この場合「115円に値上がりした時点で買う」という予約をしておくことができるようになります。

このような予約注文を「逆指値 (ぎゃくさしね) 注文」を言います。

さらに便利なFX注文方法とは?

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FXには上記注文方法で紹介した「成行 (なりゆき) 注文」「指値 (さしね) 注文」「逆指値 (ぎゃくさしね) 注文」のような基本的な注文方法の他に、これらを組み合わせた多彩な注文方法が用意されています。

実際にどのような注文方法なのかを解説していきます。

注文方法①IFD注文

IFD(イフ・ダン)注文は、新規注文から決済まで「2つの注文がまとめてできる」という注文方法になります。

例えば、取引する人が「いったんは為替レートが下がってしまうけど、その後は上がるのではないか?」と思って、1ドル=100円の時に「99円になったら買う」「105円になったら売る」というような形で指値注文をしたとします。

この時、為替レートに達すれば自動的に99円で買って105円で売ってくれるので「その後に為替レートが下がってしまっても、利益を逃すことがない」という特徴があります。

注文方法②OCO注文

OCO注文(オー・シー・オー)注文は、決済のための2つの注文がまとめてできるという注文方法です。

現在の「建玉(ポジションとも呼ばれる)」を決済するための注文方法で、「指値と逆指値の注文を同時に行える」という特徴があります。またこの場合は、指値・逆指値どちらかが約定したら他方は自動的にキャンセルされます。

FX取引をする上で「利益を伸ばしたいけど、損失は限定したい」という低リスクを狙って取引するような方に向いている注文方法です。

注文方法③IFO注文

IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせて「3つの注文をまとめてできる」という注文方法です。

例えば、「もし99円になったら新規で買いたい⇒101円まで上がったら決済して売りたい⇒98円まで下がったら損切りしたい」というような注文ができる方法です。

IFO注文は、「新規注文」「それに対する決済注文」を一緒にできるだけでなく、決済注文では利益確定と損切りのための2つの注文を入れることができ、最初から最後まで全て自動で行うことができるので、「忙しくてレートを見ている暇がない人」などの強い味方になってくれます。

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