FX取引は「稼げる」という評判や噂を聞いて手を出しても、失敗して大きな損をしてしまう可能性もあります。
そこで、この記事では、FX取引で初心者の方がつまづいてしまう注意点、気を付けるべき点を紹介します!
FXの注意点
FXを始めるに当たって、注意しておかなければならないことはたくさんあります。
お金が絡んでくるので、こういった注意点もしっかりと理解しておく必要があります。
金利の変動
金利の変動も好影響を及ぼす場合と悪影響を及ぼす場合があり、金利差拡大をもたらすものであればプラスに作用することが多いです。
逆に金利差が縮小するのでであれば、スワップポイントの低下や相場の下落などにつながる恐れがあるので注意が必要です。
取引の流動性
流動性とは、確実に取引が成立するか否かを意味しています。あまり売買が活発でない通貨ペアもあり、希望の価格で取引が成立しづらいケースも出てくるのが実情です。
普段は活発に取引が行われていたとしても、グローバルに注目される経済指標が発表される直前などに相場を静観するムードが強まって、取引の勢いが急激に衰える場合もあるので気をつけましょう。
スリッページ
スリッページとは、相場が急変した局面などで希望した価格とは異なるレートで約定してしまう現象です。
つまり、自分が立てていたシナリオが狂ってしまうということですが、「みんなのFX」のスリッページ設定機能を用いれば、自分で設定した値幅以上のかい離が発生した場合は約定しないので安心です。
技術的なトラブル
FXの取引はオンラインで行う時、通信機器の故障や通信回線の障害、取引システムの不具合などによって、売買できなくなる事態が発生することがあります。
本来では売っていたはずだったので売れておらず価格が下がり、損をしてしまうなんてこともあるので気をつけましょう。
レバレッジを正しく理解する
レバレッジは最大で25倍までかけることができるので、「資金効率を上げる」ことができます。
しかし、その分リスクも上がるということを考慮しなければなりません。レバレッジの優位性は資金効率です。レバレッジが高いということは少ない証拠金でポジションを持つことができます。
証拠金が少なくすみますので余剰資金が増えます。その余剰金は別の投資や運用に使うことができます。これはメリットでもありデメリットでもあると捉えることができるでしょう。
ロスカットに注意
ロスカットとは、トレーダーが相場の変動により元金以上の損失を負ってしまうのを防ぐために、所有しているポジションをすべて強制的に決済することです。
ロスカットはお客様の資金を守る大切な制度で、一定範囲で投資金を保護することができますのでロスカットは保険のようなものと積極的に考えることもできますが、損失が確定してしまうロスカットはできれば避けたいのが一般的です。
そのため、ロスカットを防ぐために資金に余裕を持ったりと対策を行うと良いでしょう。
損切り
損切りとは、損が生じている場面でポジションを決済してこれ以上のマイナスを止めることです。ロスカットと違うのは自分でマイナスなのに決済をするということです。
今後もし大きな損になってしまう可能性があるときに、そのまま放っておくとどんどんマイナスが大きくなってしまいます。今後もしかしたら上がるかもしれませんが、どこかで損切りをするというタイミングがきっとあるでしょう。
いくらまで下がったら損切りをするなどの目安を自分で作って損切りをすると大きなリスク削減に繋がるでしょう。
お金の管理をしっかりする
FXはお金の取引のため、あまりにも大金をかけると他の作業がおぼつかなくなってしまうなどの事態が起きてしまいます。
損切りをするなど、しっかりとリスクを削減して取引を行うことで作業にも集中することができるので、資金やお金の管理はしっかりと行いましょう。
最後に
FXは、今回紹介した注意点をしっかりと理解しておくと大きなマイナスやリスクを減らすことができるでしょう。
また、FXにはさまざまな取引方法があるので、知識がないと感じたらまずは勉強をするのが一番でしょう。